●ILC青森 卒業生からのメッセージ(平成23年3月卒業) | |||||||||||||||||||||
初めて目にした甲子園の舞台 暑さを忘れて応援しました 入学当初は、普通に3年で卒業できると思っていましたが、学校にも慣れてきてアルバイトを始めたこともあり、学校を休みがちになってしまいました。そのため、途中でくじけそうになりましたが、先生方や友達の支えがあり、温かく見守っていただけたおかげで、また頑張ることが出来ました。先生方や友達に感謝の気持ちでいっぱいです。 学校生活を振り返ると、種差ウォーキングや甲子園の応援に参加したことが思い出に残っています。種差ウォーキングは、暑さが苦手な私には大変でしたが、友達と一緒だったので今では楽しい思い出です。甲子園の応援は途中がとても長く、1日の半分をバスで過ごすという体験を初めてして、忍耐力がついたと思います。そしていざ甲子園の舞台を目にした時、そんな疲れも忘れるくらいの迫力がありました。正直に言うと、最初は甲子園には興味がなかったのですが、試合が始まると暑さも忘れるくらい興奮し、応援していました。選手の皆の活動を見て、私は勇気や元気をもらいました。 普段の授業は、スケジュールを見て自分の受ける科目などの予定をたてることができたので、私にとても合っているなと思いました。 いざ卒業となると、ちょっぴりさみしい気持ちもありますが、次の目標や夢に向かって頑張りたいと思っています。先生方にはたくさんお世話になりました。本当にありがとうございました。時間ができたら学校にまた遊びに来ます。そして最後に、親にも感謝の言葉を伝えたいと思います。
学校と仕事を両立 厳しさの中で得たものは大きい 仙台育英に入学してからの3年間は、今思えば本当にあっという間だった。通信制のシステムが今ひとつよく分からないままに入学したが、仕事をメインにしたかった私にとって、仕事の合間にレポートを書いて週1回学校に行くというこの高校のシステムはとてもありがたかった。また、先生方もとても温かく、学校の先生というよりも1人の人間として尊敬できる方々ばかりだった。先生方のサポートがなければ、学校と仕事の両立は厳しかったと思う。 高校生活で特に思い出に残っているのが修学旅行だ。初めての海外旅行はハワイだった。ワイキキビーチの白い砂と青い海、大きなステーキ、フレンドリーな人々。はしゃぎすぎて友達が熱を出したのもいい思い出だ。 私は仙台育英に入学できて本当に良かったと思う。普通の高校生よりも濃い体験をして、しんどい思いをしたこともあるが、その分得たものはとても大きい。仕事をして自分で生活できたのも、この学校だったからだ。 これからは今までとは全く異なった環境での生活になるが、高校生活や職場で学んだことを最大限に生かしていきたいと思う。
30年越しの青春時代 若い人に元気をもらいました 3年前までの私は、いくつかの国家資格を取得して仕事をしていても「高校中退」ということがどこかにひっかかり、何か横入りして列に並んでいるような心持ちになることがありました。40歳を過ぎ、いろいろな方々の、特に仕事柄、高齢者の方々のお話を聞く機会が多くなるにつけ、このまま何もしないまま心残りを引きずって過ごしたくはないと決意しての入学でした。 ブランク30年の私にとって、勉強について行けるかが大問題でありました。親子程年の違う友達に、テスト前にファミレスで勉強を教えてもらったのも良い思い出です。一生懸命な若い人達の姿に、自分もたくさんの元気をもらいました。苦手科目もありましたが、勉強することや知識が増えることは、達成感もあり楽しくもありました。 先生方には教科の面でも大変おせわになりましたが、それよりも、先生方の仕事に対する技術や知識、職業人としてのプロの姿を今さらながら教えて頂いたという気持ちが大きいです。ありがとうございました。 3年間の中では体調をくずしたり、同居の祖母の介護負担が増えたりしたこともあり、仕事を続けながらのテスト前の勉強やレポート提出が負担になったこともありましたが、あのせいこのせいと理由付けを自分の中でしてしまった30年前の二の舞にはなりたくありません。支えて下さる方々の思いに応えたいとなんとかがんばることができました。 30年越しの青春時代に、横入りではなく、まっすぐ立ち向かったことで一区切りついたという感があります。卒業後は通信制の大学で心理を学び、現在の介護支援専門員としてのスキルアップと、社会に役立ちご恩返しができる人材に、まだまだ成長していきたいと思います。入学してからの3年間は「感謝」の一言につきます。家族や友人、周囲の方々に本当に温かく応援いただきました。仙台育英に勉強の機会を頂けたこと、本当に感謝します。ありがとうございました。
「出席したい」と思える授業に出合い 初めて自主的に勉強しました 私は全日制高校を一度辞めて、とりあえずなんでもいいから高校を卒業したいと思って仙台育英ILC青森に入学しました。最初の頃は色々と勝手が分からなかったり、通信制課程という自制心が必要な様式故にだらけてしまったり、別の事に気を取られたりして上手くいきませんでしたが、慣れた今では自分に結構合っていたかなと思います。 この学校では働きながら通っている方がほとんどで、私もこの機会に何かしてみようかなとうっすら思いもしましたが、結局何もしませんでした。でもその分、多分もう一生訪れないであろう、思いっきり自分のやりたい事をする時間を過ごす事ができたので、後悔はしていません。この時間のおかげで、卒業後の自分が進みたいと思える道を見つける事ができたのだと思います。入学当時は「多分何もやりたい事なんか見つからないよな」と最初からあきらめていたので、将来なりたい職業が見つかったという事が、この高校生活で一番うれしい事だったと思います。 先生方もとてもほがらかで個性的で、私は生まれて初めて「この授業にすごく出席したい!」と思えました。生まれて初めて自主勉強もしました。これはきっと普通の全日制に通っていたなら生まれる事のない気持ちだったと思います。 誰の干渉も無いからこそ自分で自分に押しつぶされそうになり続けていた日々もありましたが、それなりにがんばって収穫もあり、結構おもしろい高校生活だったんじゃないかと思いました。
嫌いだった学校が好きになり 保育の短大にも合格しました 小学生の時から学校が嫌いで中学生では不登校でした。同級生と接することが苦手で、学校では人と会話すらできませんでした。でも私には幼稚園教諭になりたいという夢があり、そのためには高校を卒業して、大学へ通い免許をとらなければなりませんでした。しか普通の高校へ通うことは絶対に無理だと思いあきらめていました。 そんな時、母が仙台育英ILC青森を見つけてくれました。説明会でいろいろと話を聞き、日曜日のスクーリングだけなら頑張れるかもしれないと思い入学しました。初めはいろいろ不安でスクーリングの日が少し嫌でした。でも友達にも先生方にも恵まれ、勉強では分からないところをていねいに教えていただき、行事では甲子園の応援に行くというとても貴重な体験ができました。そして、毎週スクーリングの日が楽しみになりました。あんなに学校が嫌いだったのに、いつの間にか人に自分から話しかけていたり学校が好きになっていたり、入学をしたころの自分がうそみたいです。 保育の短大にも合格し本当に充実した3年間でした。仙台育英ILC青森に入学して良かったと思います。卒業しても仙台育英ILC青森で学んだことを生かして頑張りたいです。友達のみんな、今まで面倒をみてくださったすべての先生方、本当にありがとうございました。
印象に残っている種差ウォーク 友達の仲が深まりました 私の仙台育英での高校生活は2年間でしたが、その中でも一番印象に残っているのが夏に行った種差ウォークです。普段、車にばかり乗っていて歩くことは滅多にないので、運動不足の私には結構辛いものがありました。しかし、学校でできた友達と一緒に長い距離を歩くのは、色々な話ができてとても楽しくて、このウォークのお陰で、今まで以上に友達と仲良しになれたような気がしました。 白浜海水浴場から種差海岸まで続く遊歩道には、青々とした草やキレイな花がいっぱいで、種差に着いた時には多少疲れていましたが、清々しい気持ちでした。翌々日は筋肉痛で何をするにも声が出そうになりましたが、あの日一日がとても良い思い出になっているので、筋肉痛なんて平気でした。 このような楽しい行事もあり、ある程度自分のペースで過ごすことの出来る仙台育英だからこそ、最後まで通うことが出来たのではないかと思っています。感謝の気持ちで一杯です。今までありがとうございました。
思い出に残る甲子園 本校の生徒と一緒に応援しました 高校生活で一番心に残ったのは、友達と出会えたことと、甲子園に野球を見に行ったことです。 仙台育英に入学した時は友達が1人しかいなかったのですが、徐々に増えて、いろんな人と仲良くなれました。仙台育英で出会った友達がいなければ、乗り越えられなかったこともたくさんありました。みんなの支えがあって、無事単位を取ることができ、念願の大学にも受かりました。サプライズで大学合格パーティーをしてもらった時は、感動しました。みんなとても大事な友達です。 次に甲子園です。人生で一度きりの体験ができました。野球は初心者でルールさえも分かりませんでしたが、本校の生徒たちと一緒にみんなで応援しているうちに、私もいつの間にか試合にのめりこんでいて、逆転した時には涙も出ました。応援していた相手は、話したことも会ったこともない本校の生徒でしたが、帰宅する時には「私は仙台育英の生徒だ」と胸を張って帰ってきたのを覚えています。本当に仙台育英の生徒で良かったと思いました。 卒業まで見守っていただいた先生方、本当にありがとうございました。大学受験も熱心なご指導のおかげで合格することができました。卒業しても感謝の気持ちは忘れません。本当にありがとうございました。
「やればできる、なんでもチャレンジする」 1年の在学中に学んだ精神です 前に在学していた高校では、友達関係のことなどでいろいろと嫌な思いをし、学校に行くことが出来なくなるくらいたくさん悩んでいました。でも高校を卒業したい気持ちが強く、何とか卒業できる方法はないかといろいろ調べたところ、仙台育英ILC青森の存在を知り、転入学することを決めました。入学試験にも合格して、教頭先生と担任の西村先生から学校についてとてもいい話を聞きました。安心して通える学校だと思いました。 スクーリングは日曜日だけですが、先生方の教え方もとても親切で丁寧で、私も気持ちよく授業を受けることができました。通信制なので、いろんな年齢の人がいて、私は年上の友達ができました。とても優しい人で話しやすいし、社会に出るための勉強にもなりました。 私の進路は就職です。なかなか就職が決まらない世の中ですが、私は無事に内定しました。とてもうれしくて親も私も一安心しました。「通信制の学校だから就職が決まりにくいのでは・・・ 」と内心思っていましたが、そんな心配はありませんでした。なので、通信制の高校に通っている人たちは自信を持ってほしいです。 自学自習は、時には自分を甘やかしたり、時には厳しくもしたり、心が左右されがちでしたが、1年で卒業するという目標をかかげ、自分なりに頑張ることができました。また、先生方のご指導にも感謝しています。「やればできる、何でもチャレンジする」という、1年という在学中の中で学んだことを社会に出ても役立たせたいです。仙台育英に転入学したことを誇りに思います。
10年ぶりの高校生活で 子育てしながら学ぶ楽しさを知りました 私が、仙台育英で過ごした時間はとても有意義でした。もう一度学校で学ぶということに、初めは少し抵抗がありましたが、10年ぶりの学校での授業はとても楽しい時間でした。先生方も気さくで、10も年の違う生徒さんとお友達にもなれ、新しいことの連続で、振り返る間もないほど、あっという間に時間が流れました。 通信制の高校が八戸にあったことを、とてもうれしく思います。子育てをしながら、高校を卒業できるとは、去年学校に問い合わせをしてみるまでは想像もつきませんでした。毎月送られてくるレポートや試験など、学ぶ楽しみを教えてくださった先生方にも、とても感謝しています。 高校生活で一番大変だったことは、毎月届くレポート課題です。多いときには20枚近く届くので、教科書と向き合い必死に勉強しました。分からないところは、土曜日に学校に行き、分かるまで先生に教えていただくのですが、家に帰ってくると、頭が真っ白になり、また教えていただきに通いました。スクーリングよりも平日に多く出校していたような気がします。それでも嫌な顔ひとつせず教えていただいて、楽しく、自分のペースで勉強することができました。 私は10年前に高校を中退し、就職先もなく苦労した経験があります。仙台育英は子育てしながらでも楽しく学べる学校です。そして「高校は必ず卒業し、自分の選択肢を広げること。将来の為に努力すること、それが本来の自分のためと心から思いました。同じように、入学を踏み切れない人に出会ったら是非すすめたいと思います。
平日は図書館や空き教室を利用 自分のペースで勉強に集中 僕が仙台育英ILC青森で過ごした時間は1年も経っていませんが、充実した日々を過ごせたと思っています。仙台育英へ編入する以前に通っていた高校はクラスの雰囲気が合わず、授業がほとんど進まない日もありました。そんな雰囲気のクラスは、僕が勉強に集中できる環境とはいえませんでした。しかし、仙台育英に編入してからは自身のペースで勉強を進めることができ、非常に勉強に集中した日々を送ることができました。 仙台育英へ通うようになってからは登校日である日曜日だけでなく、平日も図書館や空き教室でレポートに励みました。レポートの内容は教科書通りではない箇所もあり、思うように進まないことも多かったです。そのため、わからないところは参考書を購入して理解できるまで何度も勉強し、ようやくレポートを完成させました。 中途半端な時期に仙台育英に編入した僕は、実は進路について少しだけ悩んでいました。進学すればいいのか、それとも就職すればいいのか決めかねていました。そんな時、安藤教頭先生が八戸短期大学に推薦してくださって、見事合格することができました。安藤教頭先生には本当に感謝しています。 卒業してからも、仙台育英で過ごした日々は忘れません。短大でも勉強に専念し、自分の知識を深めて行きたいと思っています。 |
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