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*特別進学コース | |||
東京大学 理科I類に一般入試で合格 | |||
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授業は「超集中」して覚える
朝は補講、夕方は学校で勉強 基礎を繰り返しました
■自分なりに時間を決めて メリハリのある勉強法で 高校進学にあたって、勉強熱心だという噂を聞き仙台育英を選びました。話に聞いていたとおり、先生方の指導が熱心で、1年生のころから受験を意識して教えてくださったから、なまけずに勉強できたと思います。授業でわからないことがあれば必ず聞き直しました。学校生活は特に何がということはありませんが、雰囲気がよくて、毎日が楽しかったです。クラスメートはみんなやる気があり、お互いの勉強方法を話したりもしました。 工学系に決めたのは2年生のころです。最初は横浜国立大学を志望し、模試の結果が良かったので東京工業大学を第一志望にしました。東京大学の受験を決めたのは、センター試験の結果が出てから。点数が良かったので、先生に薦められました。1月末に東大の受験対策問題集の赤本を購入し、2次試験は自分なりに分析しましたが、「基礎的な問題を取れれば大丈夫」と先生にアドバイスをいただきました。 3年生になってからの生活は、朝7時40分には通学し、8時30分まで週2回は渡部進先生の物理の朝補講を受講しました。授業中は時間内に覚えらえるように「超集中」。放課後も数学は週2回、化学は1回補講を受け、あとは図書室や受験対策室で自習しました。帰宅後は家族とだんらんし、夜12時には寝ていました。学校で自習しているときもこの数学の問題は30分以内とか、自分なりに時間を計ってやっていました。だらだら長くやるより、集中してメリハリをつけた方がいいからです。 ■宿題や予習が多い英語の授業も ついていけば必ず力がつきます 補講や授業は継続できるので大変身に付きました。特に渡部進先生は、1、2年次は数学、3年の補講で物理を教えていただき、お世話になりました。基礎からしっかり説明してくださることが、力になりました。英語の加藤欽子先生の授業は、とにかくやらざるを得ない! 宿題も予習も多くて大変ですが、ついていけば自然と力になります。 センター試験直前に国語と地理を集中して勉強しました。結果この2科目は点数を取れましたが、直前にやらなかった数学が多少失敗。やはり直前もやらないとだめですね。英語は長文の問題を毎日ひとつずつ解きました。 すべての教科にいえるのが、基礎が大事だということ。教科書に併用した問題集もちゃんと解くようにしました。標準的な問題を繰り返しやることで、基礎の土台をつくりました。直前に受験する大学に合わせた勉強をしました。 将来の専門科目はまだ決めていませんが、物理が好きなので航空工学には興味があります。大学では、中学時代にやっていたテニスを再開したいと思っています。 |
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筑波大学 理工学群工学システム学類に一般入試 で合格 | |||
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私に「来年」はない!
■夢は大学院に進み ロボットを作ること 東京大学を受験しようか、筑波大学にしようか。ぎりぎりまで迷いましたが、最終的に筑波大学の理工学部を受験し、合格することができました。 どちらかというと理系の勉強は不得意だったのですが、中学校のときに科学部で電子工作に挑戦したのがきっかけで、ロボットに興味を持つようになりました。テレビを見て、義足や義眼などにロボットの技術が使われているのを知り、進みたい方向がはっきり見えてきました。自分の目が見えなくなったり、手足を動かせなくなったりすることを考えただけでも怖い感じがします。将来は大学院に進み、人間の体の動きを助けるロボットを作りたいと思っています。 ■学校の授業と 自宅学習で乗り切る 特別進学コースは、入学早々から大学受験の指導があり、常に受験のことが頭から離れなかったので、あっという間に3年間が過ぎてしまたような気がします。 塾には通わず、学校の授業と家での勉強で乗り切りました。ただ、長時間机に向かっているのは苦手で、集中できたのは、一番頑張った時期でも1日3時間ぐらい。わからないことを一つずつつぶす作業に重点を置きました。先生方に質問する前にテキストなどを調べ、まず自分で解決するよう試みました。苦労して覚えると、それだけ身につきます。 授業中はノートをきちんととるよう心掛けました。ただ書き写すのではなく、自分なりの説明を付け加えると、後で見たときにわかりやすいと思います。実は、仙台育英の特別進学コースを希望したのは、入学金や授業料などが免除されるスカラシップが魅力だったからなのですが、志望大学に合格でき、特進に入学して本当に良かったと改めて思います。 ■ライバルの存在が 頑張る原動力に 2年生のとき、モチベーションが下がった時期がありました。美術部に入っていたので、県の高校美術展に出品するための絵を描いたりすることが、一つの気分転換になりました。最近描いたのは『半跏思惟像』です。宮城県美術館で、ほかの学校の友達と一緒に展示されたのを見るのは楽しかったです。 3年間、私にとって一番大きかったのは良きライバルの存在です。特に家で一緒に勉強してきた友達には負けたくなかった。その思いが、頑張る原動力になりました。そして、絶対に浪人はしたくなかったので、すべてを「今年」に掛けるつもりで受験に臨みました。「駄目だったら浪人すればいい」といった考えがよぎると、本当にそうなってしまいます。皆さんも「今年できないことは来年もできない」ぐらいの強い気持ちで頑張ってください。 |
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筑波大学 芸術専門学群に一般入試で合格 |
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国公立の芸術系を目指すなら
学力を伸ばしてくれる 特進が有利です ■先生は教え方のプロ、
大切な項目は頭に残ります 中学生の時に、映画「スターウォーズ」を見てハリウッドらしい大胆な特殊メイクに興味を持ちましたが、どんな勉強をしたら特殊メイク関連の仕事に就けるのかわからず、とにかくどこへ進むにも学力だけはつけておこうと公立高への進学を考えていたのです。そんな時に担任の先生から「この成績では公立高に行っても平均より下で、ついていけるかどうかわからない。仙台育英のほうが勉強に集中できる環境だから、将来的に学力が伸びるんじゃないか?」とアドバイスをいただき、仙台育英を選びました。 特別進学コースは常に受験を意識したピリピリムードだろうと覚悟していましたが、授業を受けてみたらどの教科の先生も優しく教えてくださるのでひと安心。ただ、毎日出る課題の多さには驚きました。大量の課題をこなし、予習復習をするだけで一日が過ぎてしまって、遊んでいる暇は全然ありません。私の勉強法は授業で先生のお話をしっかり聞くこと。先生は教え方のプロ。大切な項目は頭に残るように話してくださっているので、集中して聞くだけで自主学習の何倍もの効果があります。授業の進度も他校に比べて早いのでしょうが、中にいるとスピードに慣れ、模試を受けるたびに少しずつ順位が上がっているのがわかりました。 ■実技と学力 総合なら負けません 2年になってから特殊メイクアップアーティストを目標に据え、画塾へ通って本格的に絵やデッサンの勉強を始めました。美大や芸大を目指す人は幼い頃から専門技術を磨いているので、始めるのが遅かった私が実技で競うのは不利。そのため、「実技」「学力」両方とも重視される国立の筑波大学を志望大学に決めました。実技が劣っても、センター試験で高得点を取れば合格のチャンスがある……いま考えるとずいぶん強気でしたが、好きな道だからこそがむしゃらに頑張れたのだと思います。 合格してから他の高校の友達と話したところ、中学では優秀だったのにそれほど伸びなかった人も多くて、「高校の3年間、つい遊んでしまった」と悔やんでいたそうです。当時は彼女たちより成績の低かった私が難関大学に合格できたのは、仙台育英で積み重ねた毎日の学習の成果なんだなあ、と実感しました。大学でも気を抜かず、夢を叶えるため努力を重ねていくつもりです。 |
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山形大学 農学部生物資源学科に一般入試で合格 | |||
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大切なのは授業と教科書。 基本を忘れなければ スランプも怖くありません
■失敗して気づいた
授業の重要性 仙台育英の特別進学コースは大学受験を強く意識した授業で、入学時はかなり戸惑いました。私は公立高の受験に失敗して仙台育英に入ったため、こんなに厳しい雰囲気についていけるだろうかと不安が大きかったのです。中学までの45分授業に比べて授業時間は70分もあり、集中力を持続させるのが大変。授業が終わったら夜8時半まで学校に残って授業の予習復習と課題のプリントをこなす毎日で、帰宅するとへとへとでした。2年生になると少し余裕ができて、問題集など自分なりに考えた勉強を優先的にやってみたのですが、その分予習・復習がおろそかになって授業でわからない箇所が多くなり、逆に自宅学習でやることが増えるという悪循環に! 結局、授業で先生の話をしっかり聞くことが一番効率の良い勉強法だと気づきました。また、深夜まで学校に残る習慣をやめて、早めに帰宅して自宅学習に切り替えてからは、疲労度が軽くなって勉強の成果 も上がるようになりました。 ■先生のアドバイスで 視野が開けました 将来は工学部にでも行こうかとぼんやり考えていたところ、面談で担任の石山先生から「農学部を受けてみたら?」とアドバイスを受けました。最初はあまり農学部について知識がなかったのですが、いろいろ調べるうちに農学部にはバイオや生理化学、遺伝子学など魅力的な研究分野がたくさんあると知り、目の前が急に開けたような気がしました。先生のひと言がなかったら進学理由が曖昧なまま、目標を見失っていたかもしれません。理系科目が得意な私の適性を先生が的確に判断してくださったことに感謝しています。それから、クラスメートはライバルであると同時に、何でも話せる大切な友達。仲間と互いに励まし合いながら、受験の焦りや苦しさを乗り越えました。 特別進学コースはまわりのレベルが高いので、無理せず教科書中心に理解度を深めれば自然と実力がつきます。基本は授業。毎日学校に来て、授業を受けること。へたに自分流でやろうと欲を出すと、いくら勉強したつもりになっても成績は伸びません。私はあまり器用ではないので、あれもこれもと欲張らずに授業をひたすら真面目に受けたことが合格につながったのだと思います。 |
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宮城教育大学 教育学部に一般入試で合格 | |||
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追いつけ追い越せ! 切磋琢磨の環境で 実力を伸ばす ■クラスメートの
レベルの高さに驚く 昔から小さい子どもが好きで、保母さんに憧れていました。中学校の職場体験で幼稚園に行き、幼児教育の現場で働きたいという思いがさらに強くなりました。 宮城教育大学に絞って受験を考えていましたが、最初の模試の判定結果はさんざん。でも、その危機感が逆に発奮材料になったような気がします。実は高校受験に一度失敗しているんです。「このままでは終わりたくない。失敗を取り戻したい」という思いも、頑張るエネルギーになりました。 振り返ると、あっという間の3年間だったと思います。特別進学コースに入って一番驚いたのは、クラスメートのレベルの高さです。成績の良い人たちが集まっているので、私の順位はいつも下の方。「仙台育英の特進は国立大学や有名私立大学への合格者が多い進学校」と聞いてはいたものの、「ここまですごいのか」と、いうのが最初の実感でした。すぐそばに目標となる人たちがたくさんいる。だから、いつも「周りに追いつけ追い越せ」と自分に言い聞かせながら、励みにしてきました。 ■苦手教科をつくらないよう 毎回の授業を大切に 今思うと、『プラン2000』という研修合宿は楽しい体験でした。入学して日が浅くクラスになじめない時期でしたが、寝起きを共にし、一緒に自習することで親睦を深め、仲良く付き合える友達ができました。 その合宿を通して大学受験を強く意識するようになりましたが、本格的に受験のための勉強を始めたのは3年生になってからです。それも苦手な社会と理科の克服に追われてしまいました。数学など得意教科にもっと時間をさくことができれば、余裕を持ってセンター試験に臨むことができたと思います。後輩の皆さんは一回一回の授業を大切にして、授業中に学び取るぐらいの心構えで、苦手教科をつくらないようにしてください。 合格発表は、パソコンで確認してから、親に引っ張られるように大学に見に行きました。合格の感動をじかに味わわせたいという母の強い思いがあったようです。大学で自分の番号を目にすると、やはり違いますね。じわっと熱いものが込み上げてくるようでした。 目指すは幼稚園の先生。一人一人の個性を見つめ、それぞれが持つ興味や関心を、将来に向かって伸ばしてやれるような先生になりたいと思います。 |
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*フレックスコース | |||
会津大学 コンピュータ理工学部に一般 入試で合格 | |||
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つまづくことがあっても
大切なのは、新しく スタートさせる気持ちです
■遅れた授業を取り戻すため
集中して一気に猛勉強 中学のころは、学校を休みがちでした。中3になって、自宅まで訪ねてくださった担任の先生と何度かお話をするうちに、このままではいけない、高校には進学しておかないとまずいんじゃないかと危機感を覚えて少しずつ登校するようになりました。先生と進路について相談したとき、勧められたのが仙台育英のフレックスコースでした。フレックスコースにも自分と同じような経験を持つ人がたくさんいるということを知り、それなら通えそうだと思い入学を決めました。それでも高校1年生の前期まではなかなか登校できませんでした。そんなとき、クラスの友達が心配してみんなで家まで来てくれて…。自分のために来てくれた友達の存在は本当に大きいものでした。 高1の後期から学校に行くようになり、「情報」の授業を受けたときのこと。みんなは普通にパソコンを操っているのに、自分は全くついていけず、小テストの成績も散々で…。それが悔しくて一気に集中して勉強しました。努力が実って次のテストでは満足のいく点数をとることに成功。もっと詳しく本格的に学び、将来はコンピュータを扱う仕事に就きたいと考えるようになったきっかけのひとつはこの経験が大きかったと思いますす。 ■志望大学を決めたきっかけは 担任の先生のアドバイスでした 大学でコンピュータ関連の勉強をしてみたいと考えていたところ、担任の寺澤先生に「会津大学という大学は、どう?」と勧められました。そこで会津大学について調べたり、オープンキャンパスに出かけたりして情報を収集。自分のやりたいことを本格的に学べそうだと確信し、受験することを決心しました。 私のクラスは就職希望者や大学進学志望でも推薦入試で受験する人がほとんど。その空気に負けそうになることもありましたが、くじけずに一般入試をめざしての受験勉強をコツコツとマイペースに進めました。学校を休みがちだった中3の頃から自主的に勉強する習慣が身についていたので、問題集や過去問題を中心に解いていきました。そして念願の大学合格。合格がわかったときはただ驚くばかりでしたが、あとから嬉しさがじわじわとこみ上げてきて最高の気分でした。 担任の寺澤先生のアドバイスがなければ今の自分はありませんでした。感謝の気持ちでいっぱいです。フレックスコースに入って学校や友達に目を向けるようになったことで、一歩踏み出すことができたのだと思います。学校に行けないからそれでおしまいではなく、大切なのはそのあとどうするかです。自分のやりたいことをやらなければ人生、損ですから。これから自分の好きなことを勉強できるのは本当に幸せなことだと思います。大学の授業にしっかりついていけるよう、今後も自主学習にも取り組んでいこうと思います。 |
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